-STORY
ダリン・ヤングのTHE WORLD 2014の成績は抜群である。冒頭でいきなり細かいデータになるが、ダリンの年間ランキングは5位だが、1ステージの平均獲得ポイントは、ランキング1位のボリス・カリチュマーを上回っている。(カリチュマー:33.2ポイント / ダリン:33.7ポイント)
キャリアに世界一のスタンプが押されるようなもんだ
「この大会に勝てば文句なしに世界一って言えるわけだ。キャリアにそのスタンプが押されるようなものだな。私は大小合わせれば、何百もの大会を勝ってきてるが、そこに錦を飾りたいね。16人のトッププレイヤーがみんな欲しがるタイトルだからね。みんな友人だけど舞台に上がった瞬間ライバルの一人に変わる。自分でつかみ取るしかない。負けないようにがんばるだけさ」
プロフェッショナルとして
ヤングはアメリカの重鎮である。彼の言葉はプロとしての自負が溢れている。
「勝つのは私だと信じているけど、SUPER DARTSで楽な試合は考えられない。誰にでも敬意を払って試合に臨んでいるよ。ダーツプレイヤーはダーツだけでなく自分をどうコントロールできるかが大きいからね。本当のプロってのは舞台の上でも下でもプロでいなくちゃいけないんだ」
そしてプロとして「お金はいいモチベーションだよ」とダリンは言う。
「私は1年後も10年後もずっと成長していたいと思っているんだ。大会でいい結果を残せば、賞金もスポンサーからの契約もとれる。それはみんなが欲しいものだからね。それが私のモチベーションだね」
きっとヤングは、SUPER DARTSをひとりのプロフェッショナルとして戦いに挑むだろう。だからこそヤングのダーツは強い。十分に優勝の可能性のあるプレイヤーだ。