-STORY
「もしポール・リムと対戦できたら最高だよ。彼は長いキャリアを持ち、未だに第一線で活躍し続けている偉大な選手だ。そんな素晴らしい選手から、学ぶことは非常に多い」
前回のSUPER DARTSのインタビューで、ディフェンディング王者スコット・カーシュナーは、ポール・リムのことを尊敬する選手にあげている。
「ポールは尊敬するよ、自分が知る限りあれほどキャリアを持っていて、しかもまだトップランクに君臨しているのは本当にすごいと思う」
アメリカのダリン・ヤングも同じだ。リムを尊敬しているプレイヤーは、数え上げればキリがない。
世界一を目指すならSUPER DARTSは避けて通れない
ダーツの酸いも甘いも知り尽くすリム。
「世界一という目標を掲げたら通らないといけない道だよ。SUPER DARTSは私の中でも特別なんだ。私は今60歳で、他のプレイヤーは私の半分くらいの年だろうね。でも戦い続ける。そういう積み重ねから自信は生まれるものだよ。まだチャンピオンになれるとずっと私自身を信じてるんだ」
プレッシャーは悪いものじゃないよ
30年以上のキャリアを誇るリムだからこそ、この大会の重さを感じているだろう。
「プレッシャーはいつでもあるよ。プレッシャーを感じなければ100%のパフォーマーではないよ」
それはダーツの選手だけの話ではなく「タイガー・ウッズもフェデラーもみんなプレッシャーの下でプレイしている」とリムは言う。
「プレッシャーは、パフォーマンスを上げるんだ。だからプレッシャーは悪いものじゃないよ。要はポジティブにとらえることさ」
リムは、新たな伝説の1ページを書き加えることができるのだろうか?