-STORY
“えぐちょ”こと江口祐司がSUPER DARTSに帰ってきた。
初代王者にして最多出場。今回で6回目の出場になる。ミスターSUPER DARTSの称号が似合う男だ。
日本での舞台だからこそ、日本人の凄さを伝えたい
江口はかつて優勝したことを振り返る。
「まぁ初代チャンピオンとして、記憶ある方もない方もいらっしゃると思うんですけど。あの舞台で優勝するっていうのは何事にも代え難い喜びがあるんですよ。同じ日本でまた開催されるということで、もしかしたら僕じゃないかもしれないですけど、日本人の誰かが、という思いはすごいありますね。やっぱり、ホームで応援してくれてる方々もいっぱいいらっしゃるでしょうし、日本という土地で開催されるということは日本人の実力を示さなければ。海外の選手に『日本人すごいなぁ、強いなぁ』っていう印象を与えられるように頑張りたいと思います」
SUPER DARTSに優勝してモテたか、と訊くと少し照れくさそうに答えた。
「それ絶対載せないでしょ、そのインタビュー(笑)。うーん、はい(笑)。モテ…たかなぁ…。声はかけられるように、なりましたね」
会場を盛り上げ優勝できたら最高ですね
観戦チケットは即完売。“ダーツを観て楽しむ”というコンセプトを基に誕生したSUPER DARTSだけに、エンターメインメント性が高い。江口にとっても、オーディエンスは決して無視できない大きな存在だ。
「どんな大会でも優勝って素晴らしいことですよね。一人しかできないものなんで。可能であれば、自分の投げるダーツを見て、会場全体が盛り上がる、そしていつの間にか自分の応援をしてくれてる。そんなダーツを打って結果が残せたら最高ですね。だから、見てくれる人は常に意識してます。自分が見る側にまわったときも、いいダーツとか雰囲気ある人とかのダーツを見ると、やっぱり飽きずにずっと見てられるなって。そういうダーツが打ちたいなって。で、優勝出来たらいいなと思います」