-STORY
日本を代表するプレイヤーとして長年活躍している安食賢一。 「2016年度はJAPANツアーで良い成績を残せてなく、とても不完全燃焼なんです。 投票してくださった皆さんへの恩返しのためにも、このSUPER DARTSで完全燃焼したいと思います」と本番へ向けて集中力を高める。
どんな試合をするか自分自身が楽しみ
「本戦出場までいけなかったのですが、過去一度だけSUPER DARTSの予選に参加したことがあるんです。 歴史があり、演出、報酬にも魅力あるトーナメントです。 ダーツのプロになったからには是が非でも投げてみたいとだれもが思う夢の舞台ですよね。 そして、あの場でどんなプレイができるのか自分自身、今から楽しみなんです」
そう、肩の力を抜いて話す安食。 念願の出場を果たしたものの、あまりプレッシャーは感じていない様子だ。
「実のところ今回は、出場権を実力で勝ち取ったわけではないので実感がまだないんですよ。 当日に向けて練習をしていくにつれ、緊張と共に実感が湧いてくるのかなと思います。 試合に出ることよりも、とにかくファン投票というシステムにドキドキさせられ、メンタルがやられましたね(笑)」
ボリス・カリチュマーの印象に残る選手に!
トーナメントに出場したからには、ぜひ倒したい選手がいるという安食。
「誰を倒したいのかと言えば、それはもちろん全員ですね。 やはり優勝したいですから。 その中であえて誰と聞かれれば、ボリス・カリチュマーと答えます。 直接聞いたわけではないのですが、とあるインタビューで日本の選手で印象に残っている選手はいないと答えたそうなんです。 だからこそ、この大舞台で打ち負かして、彼の印象に残る選手になりたいですね」
安食とカリチュマーの対戦は、普段はなかな見ることができない戦いなだけに、実現すれば注目を集める一戦になること間違いなしだろう。 最後に安食はファンに向けて、トーナメントへの意気込みを語る。
「皆さまに選んでいただいたからには、全力を尽くして戦うだけです。 しっかり燃え尽きるまで投げ続ける燃焼系ダーツを楽しみにしてください。 カメラ写りも考えて、今から脂肪も燃焼させますので(笑)」