-STORY
THE WORLD 2012の年間ランキング1位に輝き、その後も首位争いに毎年のように顔を並べるフィリピンの強豪ローレンス・イラガン。 タフなプレイスタイルが特徴で、正確で粘り強いプレイから生まれる華麗な逆転劇も大きな魅力だ。
ダーツの調子は完璧を超えて101%
「2016年は欠場も多く、良いパフォーマンスを発揮できなかったのにもかかわらず、たくさんの方が自分のプレイを見たいと投票してくれて本当に嬉しく感謝しています」
そう本人が話すように2016年は大きく体調を崩し、THE WORLDでも思うような結果が残せなかったイラガン。 とはいえ、シーズン後半は徐々に調子を取り戻り、上位に入賞を果たすシーンも見られた。 その勢いのまま、今回も好成績を残せるのか注目が集まっている。
「歳をとると、誰しもになんらかの健康の問題が出てきます。 自分の場合は、この健康の問題で人生における大きな変化を経験しました。 トーナメント当日も健康状態は100%ではないかもしれませんが、ダーツの調子は完璧を超えて101%です」
絶対的な自信こそが最大の武器
イラガンが他のプレイヤーに絶対に負けないというもの。 それは”絶対的な自信”。 これがあるからこそ、どんな劣勢でも冷静にプレイを続けられるのだと言う。
「世界中の最強のプレイヤーたちとTHE WORLDで戦い、世界一流の対戦相手たちよりも、数多く勝利を収めてきたことに自信をもっています。 勝利への絶対的な自信。 これは誰にも負ける気がしませんね」。
そして、その確固たる自信はトーナメントへも引き継がれる。
「ソフトダーツ大国で知られる、日本での開催となったSUPER DARTS 2017での優勝は特別感が増しますね。 過去2回果たせなかった、SUPER DARTSのチャンピオンになるという決意はすでに固まっています。 あとはそれを実現するだけです。 人気のあるプレイヤーであることは、ひとつの称号ですが、チャンピオンになることは一番の称号。 私がそれを手にします」