-STORY
ファン投票で1位を獲得し、前回に続くSUPER DARTSへの出場を決めた知野真澄。 PDC CHALLENGE TOURNAMENT 2016で優勝を果たし、世界最高峰として知られるPDCの舞台で観客を沸かせるなど、ソフトダーツのみならず、ハードダーツでも名を轟かせる実力者だ。
SUPER DARTS 2015で得た勝利への教訓
SUPER DARTS 2015には招待選手として出場を果たした知野。 日本屈指のトッププレイヤーとして活躍が期待されたが、初戦でエイドリアン・グレイに敗れ、敗退を喫することに。
「わずか1試合しかできませんでしたし、思い出すと悔しさが蘇りますね。 とにかく自分らしいプレイができなかったことが無念です。 だからこそ、今回は悔いのないプレイをしたいですね」
そう過去を振り返る知野。 再び夢の舞台での戦いに闘志を燃やすが、冷静に自分を振り返る。
「SUPER DARTSという舞台は、本当に特別な場所だと思います。 それが故に、気持ちが入れ込み過ぎると空回りしてしまいそうで怖いんです。 今回は余計な力は抜いて、いつも以上にいつもどおりにプレイできるように気をつけています」
ファンの期待に応える試合を繰り広げたい
「まずは今回はたくさんの投票をありがとうございました。 僕自身、1位になったことに本当に驚かされた反面、皆さんの期待の大きさを改めて実感しました」
そう話す知野。 その厚く圧し掛かる期待がプレッシャーになることはないのだろうか。
「投票の結果を単に喜ぶだけでなく、皆さんの気持ちをしっかりプレイでお返ししたいですね。 プレッシャーというほどのものは感じていませんが、自分の立場と自分のすべきことがはっきりした感じがするんです。 どんな状況でも焦らずに淡々とプレイし、皆さんの想いに応えられるように頑張ります」
ファン投票の結果を受けて、更なる成長を遂げたかのように見える知野。 今回はどこまで上り詰めることができるのか楽しみである。