-STORY
SUPER DARTS 2008、2009と連覇を果たした星野光正は、気持ちを新たに大舞台に挑む。
「正直、帰ってきたという気持ちは自分の中にはないんです。 過去の栄光にすがることなく新たな舞台として、そして日本を代表するひとりの挑戦者として試合に挑みます」
再び開かれた夢の大舞台への扉
SUPER DARTSへは2011年以来の出場となる星野。 当時以上にプロとしての責任をもって試合に挑むと言う。
「考え方や目指すものは昔も今も同じですし、何かが大きく変わったということはないんです。 強いて言えば、多くの方が応援してくれているということに対する自覚ですね。 昔以上に責任があるということが、自分の意識にプラスされています」
そのうえで星野は、SUPER DARTS 2017に向けて着々と準備を整える。
「今までに加え、より新しい考えを柔軟に取り入れ、試合だけではなく日々の生活の中でも自分が信じたことをこなしていくことが、僕にとって最良の準備なんです」
“心”の強さを武器に世界の頂点を目指す
星野の魅力は、なんと言っても一投一投に魂を込めた熱いプレイスタイルだろう。 その原動力となっているのが“心”だと星野は言う。
「世界の強豪を相手に、日本のプレイヤーが誇れる武器は精神力だと思うんです。 何かをやり遂げようとする心の力は世界のどの国にも負けないものがありますよ」
また自分自身もファンの方々の“心”に支えられているからこそ、頑張れるのだと話す。
「SUPER DARTSという晴れ舞台で再び戦える機会を与えてくれたファンの方々にとても感謝しています。 僕に1票でも多く入れようと毎日頑張ってくれた、皆さんの“心”をしっかりと受け止め、良い結果を残せるように精進します」
2016年は、THE WORLDの全ステージに出場し、海外との強豪と幾度も激闘を演じた星野。 その経験を武器に前人未到の3度目の制覇に向け、炎の皇帝の闘いが始まる。