-STORY
SUPER DARTSの初代王者であり“ミスター SUPER DARTS”とも称された江口祐司。 10周年の節目となるこのトーナメントで、再び初代王者がその頂点に立つ。 そんなドラマチックな展開を期待するファンも少なくないはずだ。
初代王者の新たな挑戦がここにある
「SUPER DARTS 2007で優勝してから10年経ちました。 当時は、正直SUPER DARTSが世界のナンバーワンを決めるに相応しいトーナメントになるとは思いもしませんでしたね。 今や本当にそんなトーナメントになり、そしていまだに自分がそのトーナメントに出場できる環境にいれることを誇りに思います」
江口にとって、自分の人生を大きく変えることになったSUPER DARTS。 今回、初代王者として挑むにあたり、何か特別な想いはあるのだろうか。
「優勝した瞬間の感動と興奮は色あせることなく、いまだ鮮明に脳裏に焼き付いています。 とはいえ、僕はあまり過去を振り返ることが好きではないんです。 過去の優勝はあくまで思い出として、次の勝利に向かって常に新しい準備をしていたいですね」
勝ちたい気持ちはだれにも負けない
SUPER DARTSの最多出場選手でもある江口選手は、トーナメントの進化について次のように話す。
「出場するたびに演出なども豪華になり、何よりエンターテイメント性が高まっているのを強く感じますね。 誰もが憧れ、そして世界中が注目する最高峰のトーナメントになったと思います。 この舞台を目標に、もっと多くの方がダーツに夢中になってくれるとうれしいですね」
そんな変化を目にしながら江口自身も、もっと強くなりたい、ここで勝ちたいという気持ちがどんどん大きくなっていったと言う。
「たとえ相手が世界屈指のプレイヤーであろうと、勝ちたい気持ちはだれにも負けません。 全スローに集中し、一生懸命投げる姿を皆さんにお見せしたいと思います」
と心境を語る江口が、新たな感動と興奮を脳裏に刻む瞬間をぜひとも見届けたい。