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レポート

-FINAL MATCH

  • 小野 恵太 VS スコット・カーシュナー (4 - 2)

     「今日はゼロワンのBULLが良かったですね。 それに尽きると思います」と決勝戦を振り返る小野恵太。
     本大会01ゲームスタッツのベストスコア(1試合あたり)は、小野の142.53。
     決勝戦の1レグ701と2レグ701では、BULL・1・BULLでしめる2回連続のBULLパーフェクトを達成という完璧な展開を見せ、オーディエンスをわかせた。 まさにSUPER DARTSの決勝にふさわしいパフォーマンスだった。
     一方、23日のクリケットスタッツのベストスコア(1試合あたり)は、もう一人のファイナリストであるスコット・カーシュナーの6.29。
     「決勝のカーシュナー選手は、すごい良いクリケットをしていました」という小野。
     SUPER DARTS 2013王者のカーシュナーは、本大会で安食賢一・鈴木猛大・野毛駿平と日本人プレイヤーを次々に撃破。 決勝でもベテランらしい安定感のあるダーツとクリケットを武器に小野を苦しめた。 最終レグは小野選手が9マークスタートの勢いのあるクリケットを展開し、見事SUPER DARTS初出場で初優勝を飾った。
     「本当に嬉しいです! こういうワンデイの大会ばかり強いと言われますが(笑)、安定して今日みたいなダーツができれば、もっと評価してもらえるかなと思いますので、これからも頑張っていきたいと思います!」
     SUPER DARTSが本格的に海外プレイヤーを招待し始めたのが2013年。 それ以降、日本人の優勝は遠のいていたが、小野が2011年以来の日本人優勝という快挙を成し遂げ、SUPER DARTS 2017は幕を下ろした。
    Result
    -小野 恵太
    150.00 150.00 4.17 3.67 127.60 6.71
        -
    701 701 CR CR 701 CR CH
            -
    150.00 134.00 6.50 6.25 128.00 6.13
    -スコット・カーシュナー

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-SEMI FINAL MATCH

  • MATCH 2

    野毛 駿平 VS スコット・カーシュナー (1 - 4)

     徐々に調子を上げ、SUPER DARTS 2013王者の片鱗を見せつつあるスコット・カーシュナーと、今大会まるでダーツ歴数十年のベテラン選手のような安定したダーツで勝ち上がってきた若き野毛駿平。
     1レグと2レグはお互いキープ。 続く3レグ(クリケット)では、両者安定したダーツを展開。 7ラウンドで9マークを出したカーシュナーがこの勝負を決めた。
     そして、続く4レグ(クリケット)では、カーシュナーがブレイクしリーチする。 5レグ(701)では後のない野毛は、スリー・イン・ザ・ブラックのスタートで土壇場の集中力を発揮するも、先攻のカーシュナーが余裕を持った試合展開で見事に勝利し、決勝へ駒を進める。
     準決勝後、カーシュナーは語った。
     「SUPER DARTSに参加できたこと、そして決勝に進出できることをとても誇りに思っているよ。 これはいつもと同じ試合だと思うようにして決勝に挑むつもりだ」
    Result
    -野毛 駿平
    120.50 116.00 5.71 5.00 139.00
            - -
    701 701 CR CR 701 CR CH
      - -
    123.80 133.25 5.75 6.14 141.75
    -スコット・カーシュナー

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  • MATCH 1

    小野 恵太 VS エイドリアン・グレイ (4 - 2)

     ここまで順調に勝ち上がってきた小野恵太とエイドリアン・グレイ。
     1レグの701でブレイクしが小野が、続く2レグ(701)でも調子をキープし順調にBULLを入れ続け、最後は101点をBULL・1・BULLと確実に決め2-0と試合を有利な展開に持ち込んだ。
     試合の流れを変えたいグレイは、3レグのクリケットを勝利するも、4レグ(クリケット)では再び小野にキープされ苦しい展開に。 後のないグレイは、先攻の利を活かし5レグ(701)で勝利。 フルレグ前に勝負を決めたい先攻の小野とこれ以上負けられないグレイが一進一退の攻防を演じた結果、勝負どころの5ラウンドでホワイトホースを決めた小野が決勝進出を決めた。
     「決勝まで来ました。 あとは勝つだけです」とこの試合後、小野は決勝への気合を見せた。
    Result
    -小野 恵太
    120.00 150.00 5.00 5.75 108.25 6.20
        -
    701 701 CR CR 701 CR CH
            -
    126.60 81.00 6.75 5.86 134.20 5.00
    -エイドリアン・グレイ

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-QUARTER FINAL MATCH

  • MATCH 4

    スコット・カーシュナー VS 鈴木 猛大 (4 - 3)

     一回戦最もインパクトのある勝ち方をした鈴木猛大とベテランらしい安定感のあるダーツを展開するスコット・カーシュナー。
     1レグ・2レグと両者キープの展開で、試合が動いたのは3レグ(クリケット)。 2ラウンド目でカーシュナーがホワイト・ホース。 しかしすぐさま鈴木猛大選手もホワイト・ホースで返し、魅せるダーツを披露する。 その流れで勢いを掴んだのは鈴木。 4ラウンド目で2度目のホワイト・ホースを炸裂させ、手が付けられない状態で、ブレイクに成功した。 そのまま勢いに乗るかと思われた鈴木だが、カーシュナーも負けじと4レグ(クリケット)でブレイク。 5レグは鈴木、6レグはカーシュナーと試合は最終レグまでもつれ込む。
     6レグ勝利で勢いに乗ったカーシュナーは、2連続9マークでスタートし、その勢いのまま鈴木を力でねじ伏せるようなダーツで、見事準決勝進出を果たした。
    Result
    -スコット・カーシュナー
    126.80 126.33 4.50 5.86 118.40 7.50 6.40
         
    701 701 CR CR 701 CR CH(CR)
           
    134.00 141.50 7.00 5.29 121.25 3.50 3.75
    -鈴木 猛大

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  • MATCH 3

    野毛 駿平 VS 知野 真澄 (4 - 2)

     準々決勝唯一の日本人対決。 両者、日本ダーツ界の将来を背負って立つ逸材である。
     1レグ(701)、野毛が149点をBULL・13トリプル・60トリプルと見事に決めブレイクでスタートし、続く2レグ(701)も野毛が勝利。 3レグと4レグと知野が追い上げを見せる。
     続く5レグ(701)で知野の勢いにストップをかけるように野毛がブレイク。 そして6レグ(クリケット)では、 20を持っている先攻野毛が試合を優位に進めるが、20をカットした知野に流れが傾く。 しかし15で粘る野毛に、勝負どころで知野がミスし、最後はBULLをしっかり2本決めた野毛駿平選手が勝利した。
    Result
    -野毛 駿平
    134.00 140.20 4.33 5.22 138.33 5.57
        -
    701 701 CR CR 701 CR CH
            -
    141.50 133.50 6.00 5.50 150.00 5.67
    -知野 真澄

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  • MATCH 2

    ローレンス・イラガン VS エイドリアン・グレイ (3 - 4)

     一回戦では本来の力を見せていないエイドリアン・グレイだったが、この対戦では落ち着いて淡々とBULLに入れ続けていく。 一方、一回戦の勢いが感じられないローレンス・イラガンだが、そこは歴戦の強者だけに要所を抑えたダーツを展開する。
     お互い交互にレグを取り合うシーソーゲームで、勝負の行方は最終レグへ。 コーク勝負に勝ったのはグレイ。 先攻のグレイが優位に試合を進めたが、勝負どころの15シングルのカットをミス。 しかしイラガンも回ってきたチャンスをものにできず、 ギリギリの勝負をエイドリアン・グレイ選手が勝利した。
    Result
    -ローレンス・イラガン
    130.25 123.00 4.75 7.00 122.00 5.38 5.00
           
    701 701 CR CR 701 CR CH(CR)
         
    124.60 123.00 4.56 5.75 150.00 4.86 4.80
    -エイドリアン・グレイ

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  • MATCH 1

    ポール・リム VS 小野 恵太 (2 - 4)

     大会二日のオープニングゲームで注目度の高い試合は、2015年優勝者のポール・リムと、一回戦で快勝した小野恵太の対決。
     1レグはアゲインとなったコーク勝負の結果、先攻はリムに。 しかしまだ本調子の出ないリムに対して、小野が順調にブレイクする。 続く2レグ(701)も小野の勝利といった具合に、序盤は小野が優勢。
     中盤はリムが巻き返しを図り、3レグと5レグを制する。 この時点で3-2と小野が優勢。 6レグ(クリケット)、ここで勝負を決めたい先攻の小野は、勝負どころでホワイトホースを決め、見事前回王者のリムに快勝した。
    Result
    -ポール・リム
    126.20 141.75 5.17 5.67 150.00 4.50
            -
    701 701 CR CR 701 CR CH
        -
    118.75 131.50 4.80 7.25 150.00 5.40
    -小野 恵太

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-FIRST ROUND MATCH

  • MATCH 8

    鈴木 猛大 VS ボリス・カリチュマー (4 - 1)

     この日一番会場をわかせたプレイヤーは、満場一致で鈴木猛大だろう。 優勝候補の呼び名も高いボリス・カリチュマーが一回戦で敗北を喫したのだ。
     「一か月前に別の大会でボリスにストレート負けをしていたので、ホンットにうれしいです!」試合直後の鈴木のコメントである。
     1レグ(701)、先攻でスタートするが波に乗れない鈴木に対して、カリチュマーは1本も外すことなくBULLパーフェクトペースで残り51としたが最後に外してしまう。 結果70点をしっかりとあがった鈴木がなんとかキープした。 そこでカリチュマーのペースが乱れたのか、鈴木が3レグを先取して早々にリーチ。
     4レグ(クリケット)で徐々にペースを上げるカリチュマーだったが、5レグ(701)で鈴木は先攻の利を活かし勝利し、オーディエンスを大いに沸かせた。
    Result
    -鈴木 猛大
    120.25 142.25 4.71 5.00 117.60
      - -
    701 701 CR CR 701 CR CH
            - -
    150.00 131.25 4.83 5.60 127.75
    -ボリス・カリチュマー

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  • MATCH 7

    スコット・カーシュナー VS 安食 賢一 (4 - 2)

     「すごくストレスを感じたよ。 とても良い試合だったけれどね。 ジョニーは私のお気に入りの選手の1人なんだ。 とても良い友達だし、彼と戦うのがどれくらい大変かわかっている」と語るのはアメリカのスコット・カーシュナー。 対戦相手は、日本の安食賢一。 どちらも試合巧者のベテランプレイヤーである。
     1レグ(701)は安食がキープ。 続く2レグ・3レグはカーシュナーが勝利、そして4レグは安食とシーソーゲームが続く緊迫したゲーム展開。
     ゲームが動いたのは5レグ(701)。 安定したパフォーマンスを見せる安食が、先攻のまま残り65点となり50点にアレンジした後、BULLを外してしまい上がり目をなくす。 その後カーシュナーはきっちりとあがり、安食はブレイクされてしまう。 ラッキーな形で勝利を拾ったカーシュナーは、6レグ(クリケット)でもその流れを維持して接戦をものにした。
    Result
    -スコット・カーシュナー
    131.75 130.20 5.00 4.63 123.75 6.00
        -
    701 701 CR CR 701 CR CH
            -
    120.00 106.00 4.17 5.38 127.20 5.86
    -安食 賢一

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  • MATCH 6

    知野 真澄 VS 村松 治樹 (4 - 0)

     一回戦で唯一の日本人対決は、知野真澄と村松治樹という日本を代表するエースプレイヤー同士の試合となった。
     1レグ(701)は知野のキープ。 続く2レグ(701)は知野がブレイク。 3レグ(クリケット)でも安定感のあるダーツで知野が勝利し、4レグ(クリケット)も、ねばる村松に対し絶好調の知野は9マークを2連発するなどして、危なげなく勝利を決めた。
     互いに海外でもその活躍の場を広げるプレイヤーだけに、大接戦が予想されたが、なんとふたを開けてみると4-0で知野の今大会唯一のストレート勝ちという衝撃の展開となった。
     「気持ち的には、前回のSUPER DARTSで一回戦で負けてしまったので、そのリベンジという意識での戦いでした。 そのせいか少しプレイが硬かったかもしれませんが、結果的にいいプレイになったのではないかと思います」と知野は試合を振り返った。
    Result
    -知野 真澄
    128.20 129.00 6.00 6.60
    - - -
    701 701 CR CR 701 CR CH
            - - -
    122.25 96.40 5.50 6.20
    -村松 治樹

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  • MATCH 5

    野毛 駿平 VS ホウェイ・ツァイ (4 - 2)

     台湾の若きホープであるホウェイ・ツァイと日本を代表するプレイヤーに成長した野毛駿平との対決。
     他のプレイヤー同様、「思った以上に緊張してました」という野毛は1レグの701をツァイに先取される。 4レグを終えて2-2と実力が均衡した試合展開だったが、野毛はベテラン選手のような落ち着いたダーツで徐々にツァイを追い詰めていく。 野毛は5レグ(701)でブレイクしてリーチ。 続く6レグ(クリケット)、最初のラウンドで2マークと躓いた野毛だったが、3ラウンドから7マークの応酬。
     野毛はツァイに良いプレイをする隙を与えず、前回SUPER DARTSの4位入賞者の貫録を見せる横綱相撲で勝利した。
    Result
    -野毛 駿平
    116.25 125.40 6.30 7.75 137.75 5.67
        -
    701 701 CR CR 701 CR CH
            -
    127.20 109.50 5.50 7.00 126.20 4.60
    -ホウェイ・ツァイ

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  • MATCH 4

    星野 光正 VS エイドリアン・グレイ (2 - 4)

     過去2回SUPER DARTS優勝経験のある日本のスタープレイヤー星野光正と、前回SUPER DARTSで4位入賞したエイドリアン・グレイの対決。
     「難しい試合になるとわかっていたよ。 日本のプレイヤーと彼のホームである日本で戦うのはとても大変だ」とグレイはプレッシャーを語る。 対する星野も2011年以来のSUPER DARTS出場のプレッシャーのせいか、立ち上がりから中盤まで両プレイヤー我慢のダーツを展開。 4レグのクリケットでグレイがブレイクし、試合の流れがグレイに傾き始め、続く5レグ(701)でグレイがキープしリーチ。
     そして6レグ(クリケット)、先攻の星野は5マーク前後のダーツに対し6マークペースで追撃するグレイが最後は気持ちよくBULLに3本入れてこの対戦に勝利した。
    Result
    -星野 光正
    117.75 125.20 4.57 5.25 103.00 4.67
            -
    701 701 CR CR 701 CR CH
        -
    126.20 124.00 4.14 5.50 135.00 5.83
    -エイドリアン・グレイ

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  • MATCH 3

    浅田 斉吾 VS ローレンス・イラガン (1 - 4)

     日本トップレベルの浅田斉吾と東南アジア最高峰のプレイヤーであるローレンス・イラガンとの対決。
     「浅田選手とは初めての対戦だし、彼は日本のとても強いプレイヤーだと知られているから本当にプレッシャーを感じたよ」と言うイラガンだが、1レグ(701)を先取すると、浅田から続く2レグ・3レグを立て続けにもぎ取る。
     後のない浅田は4レグ(クリケット)で一矢報い勝利するが、イラガンの勢いは止まらず5レグ(701)両者、BULLを1度も外さず残り101からのイラガンがBULL・1・BULLと、本大会2度目のBULLパーフェクトで勝利した。
     結果的にイラガン優勢なスコアとなったが、スタッツは701とクリケットどちらも浅田の方が高く、どちらに転がってもおかしくない展開で、ダーツの難しさが伝わるような試合だった。
    Result
    -浅田 斉吾
    132.75 126.60 6.23 7.00 150.00
            - -
    701 701 CR CR 701 CR CH
      - -
    128.40 118.25 6.57 3.00 150.00
    -ローレンス・イラガン

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  • MATCH 2

    小野 恵太 VS ヒョンチョル・パク (4 - 1)

     2016年、小野恵太はTHE WORLD PREMIUM STAGE優勝、ヒョンチョル・パクはTHE WORLD GRAND FINAL準優勝といった世界大会で勝負強さを発揮させる二人の対戦となった。
     2レグを先取した小野に対して3レグ(クリケット)でブレイクして意地を見せるも、その後小野は持前の集中力あるダーツでパクの勢いを封じ込め、続く4レグ(クリケット)をブレイク。 そして5レグ(701)も先攻を活かした小野に軍配が上がった。
     「この対戦は、ゼロワンで、しっかり良いダーツを撃てたので、それが決めてになったと思います」と小野は試合を振り返った。
    Result
    -小野 恵太
    150.00 142.25 4.71 7.17 117.40
      - -
    701 701 CR CR 701 CR CH
            - -
    121.00 121.00 5.86 6.00 129.25
    -ヒョンチョル・パク

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  • MATCH 1

    ポール・リム VS 江口 祐司 (4 - 3)

     オープニングゲームを務めるのは前回王者のポール・リムと初代王者の江口祐司。
     「どんな大会でも最初の試合がいつでも一番難しいんだ。 みんな、すごく緊張しているね」とリムは言う。 それがSUPER DARTSならなおさらである。
     そのためか、お互い本来の実力を出し切れないまま勝負は最終レグへ。 7レグの先攻は江口。 リムはクリケットを選ぶ。 ここで見事な集中力を魅せたリムは、9マークでスタートダッシュし、勢いをつけたリムは、途中でBULLを狙うなど江口を翻弄する攻め方で、見事に勝利した。
    Result
    -ポール・リム
    121.20 139.67 3.75 5.57 129.60 5.50 6.88
         
    701 701 CR CR 701 CR CH(CR)
           
    117.25 140.75 5.25 4.43 97.00 3.33 4.00
    -江口 祐司

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