出場選手は、世界各地のファン投票で選ばれた12名と、前回大会で好成績を収めた4名の合計16名。日本ダーツ界の重鎮からハードダーツでも活躍する世界的選手が一堂に介した。
そんな豪華な顔ぶれの中、頂点に君臨したのは日本の小野恵太。小野はファン投票で出場を決めた12名のうちの1人だった。小野は、当時のことをこう振り返る。
「仲間やいつも応援してくれるファンの皆様のお陰で出場することができたので、試合当日まで本当に緊張が途切れなかった」
本番当日を迎えるまでの1か月、どこかナーバスな状態が続いていたという。
ついに迎えた当日については「とにかく、SUPER DARTSという最高のステージでのプレーを楽しむことに全力を尽くしましたね。その結果、最後までいい状態を維持したまま試合を終えることができたと思います」と振り返る。
前大会の優勝者として臨むこととなるSUPER DARTS 2018。
当然、周囲からは連覇への期待がかかり、小野の背中には計り知れないプレッシャーがのしかかっているはずだ。しかし当の本人は、どこか達観しているような落ち着きを見せる。
「今年は前年度王者として試合に挑むことになる訳ですが、僕自身としては昨年と同じようにチャレンジャー精神を強く持ちながら、自分をベストな状態にもっていきたい。そして再びあのステージを、思いっきり楽しみたいと思っています」
やわらかな語りぶりだが、もちろん胸に秘めているのはSUPER DARTS2連覇への熱い闘志。最後に、ファンに向けてのメッセージをお願いした。
「皆様の応援を力に変えて連覇を果たせればと思っていますので、SUPER DARTS 2018もたくさんの応援をお願いいたします!」
SUPER DARTS 2018も小野から目が離せない。