2017年6月に開催されたFRANCE DARTS INDIVIDUAL CHAMPIONSHIP 2017で優勝し、小野恵太選手に次ぐ2番手でSUPER DARTS出場を決めたジャック・ラブル。ダーツ歴17年、ソフトダーツを始めて11年。世界大会での活躍は少ないが、ここ3~4年のうちにフランス国内のトーナメントでシングル・ダブルス合わせて3度の優勝を果たした実力者だ。現在の力はまさに未知数、今大会のダークホースとなる可能性も高い。
「SUPER DARTS 2017の最後に、フランスのチャンピオンにも出場権が用意されることを知って、とても興奮したことを覚えています。そのときから私の夢は、SUPER DARTSへの出場となったんです。そして練習を重ね、FRANCE DARTS INDIVIDUAL CHAMPIONSHIP 2017を制することができました。フランスのチャンピオンになれたことはもちろん、何よりもSUPER DARTSに出場できることが嬉しくてたまりませんね」
そう出場への喜びを語るラブル。SUPER DARTSでも勝つ自信があるという。
「この大舞台に出場するプレイヤーは、みんな世界屈指の実力者であることは承知しています。決勝戦までたどり着けるかはわかりませんが、私は勝ち進む自信があるんです。1つでも多く勝てるように、練習に時間もかけています」
「SUPER DARTSという舞台で私が世界の強豪と互角に戦うことで、フランスもソフトダーツが盛んな国であり、まだまだ上手い選手がいることを世界中のダーツファンに知ってもらいたいんです。また、これは世界へ向けたメッセージとしてだけではなく、フランス国内のプレイヤーにも伝えたいことでもあります」
自分が活躍する姿をみせることで、もっとフランスのソフトダーツを盛り上げていきたい。それがラブルの目標のひとつだという。
「私は国内でまだ名前が知られていないプレイヤーのなかにも、ワールドワイドに活躍できるプレイヤーが眠っていると信じています。彼らの目を覚ますようなプレイを、SUPER DARTSで披露したいですね。そういった意味も含めて、フランス代表として頑張りたいと思います。