応援メッセージ

野毛駿平

大会を経験する事で、上達の"きっかけ"が作れる

― 今大会の前身である、2010年に開催された全国規模では初となる19歳以下限定トーナメント『ソフトダーツU-19トーナメント』において初代チャンピオンとなった野毛駿平選手。彼は現在23歳となりSOFT DARTS PROFESSIONAL TOUR JAPANに参戦中。プロのステージにおいて今シーズンすでに2度の優勝を飾るなどの活躍をみせている。そんな野毛選手に、当時のU-19大会の様子を4年たった今、あらためて訊いた

「正直、余裕でしたね。もちろん強いプレイヤーは何人かいましたが当時は少なかった。誰をみても負けているとは思わないし、絶対に勝てるとも思わないけど、自分より凄いと思う選手はいなかったです。その当時に比べ今の若い子は上手い人が多いですよね。ちょっと時代が前でよかったと思います(笑)」

― 予選を抜ければ決勝トーナメントの一発勝負。もちろん負けは許されない。そういった勝負所に強い野毛選手は実際に今まで多くのタイトルを手にしてきた。負けられない大会で勝ち抜く極意はあるのだろうか?

「冷静に、マイペースに、ですかね。自分は試合中にずっとつぶやいているんですよ。『冷静に、冷静に…』とか。すぐに熱くなっちゃうタイプなので、あえて熱くならないようにしています。熱くなった時って、ハマれば強いんですが、ハマらなかった時のミスも大きい。それよりも自分は安定して打てるようにしたいので、冷静にダーツができるように心がけています」

ソフトダーツ U-22 トーナメント参加プレイヤーへの応援コメント

― 8月3日より開催される今大会のシングルス予選。参加を検討している22歳未満のダーツプレイヤーに向けてコメントをもらった。

「自分のレベルがどうであれ、このような大会に参加して経験をする事で、上達する"きっかけ"が作れると思う。試合で勝ちたいのであれば、どんどん挑戦することが大事だと思います。そこで勝った負けたの結果で判断するよりは、自分のダーツが出来たか出来なかったかが大事なんじゃないでしょうか。今回のU-22の大会も参加資格があるのであれば、ぜひ出場して欲しいですね。」

ユース時代からありとあらゆる大会で経験を積んだ野毛選手。彼のように若くから日本のトップで活躍する為には、今大会に挑戦する事が強くなる近道なのは間違いない。